四間飛車以外の棋譜分析の最近のブログ記事

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24フリー対局のためレート変動はなし


久しぶりに棋譜分析を更新します。相振り飛車の一戦。

 

最初は向飛車vs向飛車でしたが、銀冠に手厚く構えられたため、中飛車に振り直す展開になりました。一歩を交換してから(51手目~)、後手の3筋が薄いのに目をつけて大胆にも3筋から盛り上がる展開(61手目~)を選択。 二枚銀のスクラムで3,4筋の位を取って好調です。

後手が穴熊に組み替えたところで、▲5三歩(上図)から攻撃開始です。飛車が逃げる手や△5三同角は▲5五銀と出られて悪いので△5三同飛ですが、▲4四歩が次に▲4五銀直とぶつける手をみて好調です。△3三桂と跳ねても▲3四歩と突かれて桂が死んでしまうので受けは難しいところです。

以下、と金は作られたものの飛車を成りこみ、▲7一銀とかけて穴熊を攻め立てます。後手の方も必死に受けますが、金を交換して直後の▲6四金(下図)が決め手です。この後△8五飛と逃げると、▲6一龍と迫られ、次に▲7二龍を狙われて受けがありません(▲7二龍に△同銀は▲8一歩成。△同玉なら▲8二金まで詰み、△同銀なら▲8三桂まで詰み)。この手があるので金交換は避けたほうがよかったかもしれません。本譜は△6四同飛と金を取りましたが、以下数手で必至がかかりました。

今回からJavaを使った棋譜は「続きを読む」のところに公開しようと思いますので、ぜひご覧ください。


【勝ち】R1408→R1426(+18)☆新記録
 三間飛車vs向飛車(ott)の一戦。  図の局面は△2七歩の王手に対して▲3九玉と逃げたところです。実を言うと△2七歩には強く▲同銀と取って先手玉は残っていたようです。本来なら△2九桂成、▲同玉、△2七馬と迫りたいのですが、後手玉が▲4八金で詰まされてしまいます。前述の攻めができないとすると△2七同馬と馬を切るしかないのですが、銀2枚では先手玉は詰みません。しかし、実戦では▲2七同銀、△同馬、▲同玉となると玉が裸になるうえ3五に歩がいるので危ないとみるのも無理はないと思います。ここで受ける手もあるかもしれませんがジリ貧になりそうだったので、負けを覚悟で踏み込んでいきました。ただし、踏み込んでいく前に、先手玉に5六まで逃げられたとき、桂が持ち駒にあれば△6四桂~△7六龍で先手玉を捕まえられる、また先手玉に6七まで逃げられたとき、金が持ち駒にあれば△7六金と打てば先手玉を捕まえられるということを心に留めておきます。
△4九桂成(当然)、▲同玉、△4八歩(筋、少考)、▲5九玉、△6七桂(筋、少考)、▲4八玉、△5九銀(少考)、▲5七玉、△5六歩(狙い筋)、▲同玉、△6四桂(狙い筋)、▲6七玉、△7六龍(当然)まで
 上は図の局面から投了までの棋譜で、後手の指し手の後の(当然)、(筋)、(少考)はそれぞれ「当然の一手」、「筋の一手」、「少考した一手」という意味です。では詰み手順を追っていきます。まず先手玉に迫るのなら、△4九桂成は当然で▲同玉も順当な応手。それから△4八歩は先手玉がこちらの攻め駒から遠いので、近づけようとする意味で筋の一手。△4八歩に対する▲5九玉の後少考したのは、△4八同玉を予想していたからで、△6七桂は金を上ずらせて頭金を狙う筋の一手。△4八玉と逃げるのはこの一手で△5六桂と打つ手が見えますが、ここで桂を使ってしまうと5六玉と逃げられたときに6四桂が打てないので、桂を使わずに5六におびき寄せる王手を考えるために少考し△5九銀と王手。△5九玉に対する▲5七玉には、5六に玉をおびき寄せるため△5六歩は当然の一手。ここで、金桂の両方を残しているので△4九桂成の前に考えた狙い筋のどちらかは実現することになり、▲同玉と取ったため、△6四桂が実現し、以下数手で投了となりました。  このように、あるいくつかの狙い筋を持って踏み込み、その狙い筋を実現するために必要な駒を残しつつ迫ることで、長手数の詰みを読みきらなくても詰みへともっていけることがあります。  

24free対局のため、レート変動はなし
 向かい飛車(ott)vs三間飛車の一戦。  相振り飛車ではよくある△7四飛に対して▲6七金と応じたのが積極的に金を使っていこうとする手です。通常の金矢倉を目指すのなら▲6七銀ですが、手損なので少し指す気になれないです。場合によっては▲6六金と進められるのも金の強みです。  中盤には金を中央に使うことに成功し、馬で相手玉を狙う有利な展開になったのですが、103手目で▲5四歩と馬を安定させる手を怠ってしまい、逆転されてしまいました。王手飛車の見落としもひどかったです。  負けはしましたが序中盤は金をうまく使えた一局だったと思います。  

24自由対局のため、レート変動はなし
 夏休み中にもかかわらず、更新が滞って申し訳ありません。これから多く更新できるよう、画像1枚バージョンでいきたいと思います。  向飛車vs三間飛車の一戦。  後手は飛車切りで銀を入手し拠点に打ち込んで攻めてきましたが、その攻めを相手にしない▲2一飛~▲8四歩(上図)が最速の寄せです。▲8四歩が詰めろなので取るしかありませんが、▲8三銀、△同玉、▲7一飛成が厳しい攻めです。金無双に対して飛車を入手したときは、このように一段目に飛車を打っての▲8四歩が厳しい攻めになることが多いです。  


【勝ち】R1116→R1132(+16)
 右玉vs一手損角換わりの一戦。  銀二枚を玉に寄せられ、端から攻められて苦しいようでしたが、上図の△9七歩が好手でした。本譜の▲同飛は△8五桂が激痛、▲8八飛は△9六飛が馬取りと△9二歩成の両狙い、▲9一飛にも△8五桂と跳ね△8二角の筋を狙います。Bonanzaによると10手前くらいから△8五桂と跳んでいます。やはり△8五桂は後手の狙い筋のようです。  相手の龍がそっぽに行って、この時点ではZなので、龍切りから攻め込みます。中でも下図の△2六香が好手でした。この一手で先手玉がかなり狭くなりました。この手は強烈だったようで、Bonanzaをもってしても受け切れませんでした。  最近、Bonanzaによる棋譜の解析を始めまして、あまりにもだめ出しされるので、なかなかアップする棋譜がなかったんです。この棋譜は寄せがBonanzaお墨付きということでアップしました。  最近四間飛車の棋譜がないですね、がんばらないと^^;  

2008年12月

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