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斜め棒銀【7九飛型】の最近のブログ記事

 さて、第1回テーマ「斜め棒銀 【▲7九飛型】」を終了したいと思います。  このブログでは△7三銀引とする形(準急戦)を調べました。急戦でのさばき方は、▲7九飛型でも▲7八飛型(通常)のどちらでもほとんど変わりませんので「四間飛車はじめの一歩」を見ていただくか、「受け将棋研究室」のほうにブログの内容+急戦の両方を載せるつもり(けっこう先になるかと思いますが)ですのでそちらをご覧ください。  また、また他にいい手を発見したり、指摘を受けたりした場合は追記として、書き足したいと思います。
変化2-2図 jouseki19.png

 さて、今度は変化2図(2)から△4二金直、▲3七桂の交換を入れてから△6五歩と仕掛ける場合を見てみましょう。  この場合、以下▲6五同歩、△7七角成、▲同飛、△8六歩、▲同歩、△同飛、▲8七歩、△8四飛、▲5五歩、△8八歩、▲5四歩、△8九歩成、▲4五桂(変化2-2図)が一例です。 <・・この手順は『四間飛車を指しこなす本1(河出書房新社)』より手順を抜粋いたしました。(本は△9四歩を指していない形)・・>
変化2-1-3図 jouseki18.png

 最後に変化2-1図から△6六歩とした場合を調べます。以下、▲同銀、△7六歩、▲5九角、△6五歩、▲7五歩、△6六歩、▲7四歩、△6七歩成、▲2六角(変化2-1-3図)が一例です。以下△5五角なら▲7六飛(次に▲7一銀打の狙い)、△5八銀打なら▲同金、△同と、▲7六飛(次に▲7三歩成の狙い)の展開が考えられます。この局面、振り飛車・居飛車どちらが優勢でしょうか?
変化2-1-2図 jouseki17.png

 次は、△同角の場合を見てみましょう。以下▲5六金、△2二角、▲3七桂、△6六歩、▲同角、△同角、▲同銀、△8六歩、▲6三歩、△同銀直、▲7五銀、△7八歩、▲7四銀(▲同飛は△6七角が痛打)、△7九歩成、▲6三銀成、△同金、▲6四歩(変化2-1-2図)が一例です。この局面は飛銀交換の駒損になっていますが、6三金の形が悪いので指せると見ています。また、途中の▲6三歩の叩きに対して△同銀引という取り方もありそうです。
変化2-1-1図 jouseki16.png

 さて、まずは変化2-1図から△同歩とした場合を見てみます。以下▲5九飛、△6六歩、▲同角、△6五銀、▲5五角、△同角、▲同飛(変化2-1-1図)が一例です。変化2-1-1図は振り飛車が存分にさばいた格好です。△6五銀にかえて△6五歩なら▲7七角です。
変化2-1図 jouseki15.png

 まずはすぐに△6五歩と仕掛けた場合を考えましょう。この場合、▲5五歩(変化2-1図)と反発する手が良いのではないでしょうか。以下後手には△同歩、△同角、△6六歩の3つの対応が主に考えられますので順に考えて見ましょう。
変化2図(2) jouseki14.png

 変化2図(1)からは以下、△7四銀、▲4七金、△6四歩、▲3六歩(変化2図(2))の展開が予想されます。先手は高美濃に組み、後手は7四銀という好形を得て互角の形勢です。  ここから△6五歩とすぐに仕掛ける手と△4二金直を入れてから△6五歩と2つの指し方があるので順に調べてみたいと思います。
変化2図(1) jouseki13.png

 これまで、△7五歩~△7三銀引に対して▲7六歩と反発していきましたが、後手の△7六歩が有力で振り飛車良くなりませんでした。というわけで別の手段を考える必要がありそうです。  今度は基本図から△7六歩、▲同銀、△7五歩、▲6七銀、△7三銀引と進め、そこで▲7六歩ではなく▲4六歩(変化2図(1))と高美濃に組んでいく場合を見てみましょう。
変化1-4図 jouseki12.png

 さて、△7三銀引型の最後に△7六歩と取り込む手を調べてみましょう。  これが最も有力な手で、以下▲同銀、△6六角、▲6七銀、△8八角成、▲7四飛、△7三歩、▲7九飛、△4四歩(△7九馬と飛を取ったときに、のちの▲6六角の筋を消す)(変化1-4図)となると居飛車には△9八馬と香を取る手がありますが、振り飛車にはこれといった手がなく、居飛車十分の形勢になります。ただしここからうまくさばくことができれば、銀得があるので寄せ切れる可能性は大いにあります。  
変化1-3図(1) jouseki10.png
変化1-3図(2) jouseki11.png

 今度は変化1図から△6四歩の場合を見てみましょう。いろいろ変化はあると思いますが、ここではその一例を示したいと思います。  この場合には▲7五歩、△7四銀、▲7六飛(変化1-3図(1))と石田流に構えます。これで▲4六角と角の活用が見込め、△6五歩には▲同歩、△9九角成と反撃の筋が生まれます。以下△7三銀、▲4六角、△8四銀、▲6五歩、△7二飛、▲7八飛、△7五銀、▲6四歩、△7四銀(△同銀引からの飛交換は振り飛車が指しやすい)、▲6三歩成、△同銀、▲9一角成(変化1-3図(2))が変化の一例です。この後△7七歩には▲7三歩と打ち合うことになりますが、形勢は微妙です。
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2012年3月

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