対居飛穴 端歩威圧作戦 -12- 振り飛車側の攻めの形(2)-1

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変化2-2-1図
変化2-2-2図

 今度は△4三歩・△4四銀型の穴熊です(変化2-2-1図)。△4三歩・△4四銀型の穴熊は△4二角~△8六歩からの攻めと、△3三銀引とさらに堅く固める受けの両方の狙いを秘めた優秀な穴熊です。△3三銀引とされるとあまりにも堅いので、△4四銀の瞬間に▲4五歩と突っかけ、△同銀なら▲3七桂を狙う手もあります(変化2-2-1図では▲3七桂のあと△3六銀と歩を取られるので成立しない)が、ここでは△3三銀型の穴熊に組ませて戦ってみようと思います。  この穴熊に対しては玉の囲いは(b)を採用するので、▲4五歩(変化2-2-2図)と突きます。△4四銀型のため、この▲4五歩が先手になり、手順に▲4六銀と組めます。穴熊側としては△8六歩から開戦する権利を持っていますが、右金が離れているので右金が安定するまでは駒組みを続けるほうが本筋のようです。振り飛車は右金を寄せている間に攻めの形を作っていきます。  続く。  

なお、この戦型で紹介する手筋等は「三間飛車戦法 -軽快に豪快に一気に寄せきる」鈴木大介著(創元社)を参考にしたものがあります。

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