実戦詰め将棋の考え方


【勝ち】R1408→R1426(+18)☆新記録
 三間飛車vs向飛車(ott)の一戦。  図の局面は△2七歩の王手に対して▲3九玉と逃げたところです。実を言うと△2七歩には強く▲同銀と取って先手玉は残っていたようです。本来なら△2九桂成、▲同玉、△2七馬と迫りたいのですが、後手玉が▲4八金で詰まされてしまいます。前述の攻めができないとすると△2七同馬と馬を切るしかないのですが、銀2枚では先手玉は詰みません。しかし、実戦では▲2七同銀、△同馬、▲同玉となると玉が裸になるうえ3五に歩がいるので危ないとみるのも無理はないと思います。ここで受ける手もあるかもしれませんがジリ貧になりそうだったので、負けを覚悟で踏み込んでいきました。ただし、踏み込んでいく前に、先手玉に5六まで逃げられたとき、桂が持ち駒にあれば△6四桂~△7六龍で先手玉を捕まえられる、また先手玉に6七まで逃げられたとき、金が持ち駒にあれば△7六金と打てば先手玉を捕まえられるということを心に留めておきます。
△4九桂成(当然)、▲同玉、△4八歩(筋、少考)、▲5九玉、△6七桂(筋、少考)、▲4八玉、△5九銀(少考)、▲5七玉、△5六歩(狙い筋)、▲同玉、△6四桂(狙い筋)、▲6七玉、△7六龍(当然)まで
 上は図の局面から投了までの棋譜で、後手の指し手の後の(当然)、(筋)、(少考)はそれぞれ「当然の一手」、「筋の一手」、「少考した一手」という意味です。では詰み手順を追っていきます。まず先手玉に迫るのなら、△4九桂成は当然で▲同玉も順当な応手。それから△4八歩は先手玉がこちらの攻め駒から遠いので、近づけようとする意味で筋の一手。△4八歩に対する▲5九玉の後少考したのは、△4八同玉を予想していたからで、△6七桂は金を上ずらせて頭金を狙う筋の一手。△4八玉と逃げるのはこの一手で△5六桂と打つ手が見えますが、ここで桂を使ってしまうと5六玉と逃げられたときに6四桂が打てないので、桂を使わずに5六におびき寄せる王手を考えるために少考し△5九銀と王手。△5九玉に対する▲5七玉には、5六に玉をおびき寄せるため△5六歩は当然の一手。ここで、金桂の両方を残しているので△4九桂成の前に考えた狙い筋のどちらかは実現することになり、▲同玉と取ったため、△6四桂が実現し、以下数手で投了となりました。  このように、あるいくつかの狙い筋を持って踏み込み、その狙い筋を実現するために必要な駒を残しつつ迫ることで、長手数の詰みを読みきらなくても詰みへともっていけることがあります。  

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コメント(3)

TITLE: リンクさせて下さい
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初めまして、oni-ryuと申します。

私もブログで振り飛車の棋譜を載せています。
先日、このブログを拝見し、振り飛車の参考にさせて頂いています。

勝手ながら、私のブログにリンクを貼らせて頂きましたのでお知らせ致します。

もし問題があれば、外しますので仰って下さい。

今後のブログ更新を楽しみにしています。

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 リンクありがとうございます。こちらからも張らせていただきました。

TITLE: 人間対コンピュータ
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昔からこのテーマは続いてますね。最近ではコンピューターが人間に追いつきつつあるようで、不気味です。何としても人間のソコジカラの維持を図りたいものですね。

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